ホワイトニング
ホワイトニングとは?
ホワイトニングでは、歯みがきや歯のクリーニングで落とすことのできない紅茶やコーヒーの着色汚れ、またタバコのヤニなどによって黄ばんでしまった歯を削ることなく色素を分解して白くする治療法です。
自分の歯そのものを白くしていくため、自然な色に仕上げることが可能です。※ホワイトニングの色の変化や、その後の色戻りについては個人差があります。
ただし、妊娠中の方(またはその可能性がある方)や、18歳未満の方には適応しませんので予めご了承ください。
当院では患者様ご自身が自宅で行う「ホームホワイトニング」をメインに取り扱っています。
ホームホワイトニング
冒頭でもお伝えした通り、ホームホワイトニングは患者様自身がご自宅で行うホワイトニング方法です。
色が後戻りしにくく、自宅で空き時間に簡単に行えるメリットがあります。
なお、より歯を白く継続的に効果をご実感いただくためにも、ホームホワイトニングを「正しい手順」で実践することが重要です。
以下で詳しくご説明しておりますので、ぜひ参考にしてください。
ホームホワイトニングの正しい手順
① ご来院 まずは当院へご来院ください。
② チェック お口の中全体をチェックします。
③ クリーニング お口の中をクリーニングします。(着色や歯石を取ります)
④ 口腔内の検査 レントゲンで虫歯がないか確認します。(虫歯があると痛みが出てしまうため)
⑤ 撮影 お口の中の写真を撮ります。(ホワイトニング前の色を確認します)
⑥ 歯型をとる 歯型をとりマウストレーを作成します。(3、4日で出来上がります)
⑦ 確認・調整 マウストレーをお口の中にあわせて痛い所がないか確認します。
⑧ 説明 マウストレーとホワイトニング剤をお渡しし、使い方を説明します。
ホワイトニングから最大の効果を得るためのコツと注意点
ホワイトニングを行った直後の30分〜60分の間はなるべく飲食を控えましょう。
また、ホワイトニング実施期間は着色性の強い飲食物は取らないようご注意ください。
個人差はありますが、毎日継続してホームホワイトニングを行った場合およそ2週間ほどで目に見える効果を実感していただくことができます。
ここからさらに1~2週間続けることで安定した結果を得ることができるでしょう。
ホワイトニング実施期間中に控えるべき飲食物一覧
飲み物 |
コーヒー・紅茶・烏龍茶・抹茶・赤ワイン・ベリー系ジュース・コーラ・ココア |
---|---|
食べ物 |
カレー・ミートソース・キムチ・コチュジャン・豆板醤・チョコ・醤油・ソース・味噌・ケチャップ・からし・わさび・その他色の濃いもの・合成着色料が入ったもの |
その他 |
たばこ・うがい薬・口紅・色付き歯磨き粉 |
ホワイトニングのよくある質問
- Q. 歯が少し黄ばんでいるのですが、ホワイトニングで白くなりますか?
効果は元の歯の色によって異なりますが、ホワイトニングを行うことで実施前と比べて歯を白くすることができます。
また、ホワイトニングは薬剤に含まれる過酸化水素や、過酸化尿素が歯の内部の色素を分解することで歯を白くしていくため正しい使用法を守れば歯を傷つける心配もありません。
- Q. ホワイトニングができない場合とは?
一般的に、妊娠中や授乳中の方、また知覚過敏のひどい方はお受けすることができません。
また、象牙質が露出している歯やエナメル質形成不全症の歯、その他変色の原因や状態によってはホワイトニングの効果が期待できない場合があります。まずは一度ご相談ください。
- Q. 歯を白くするには市販の歯磨き粉ではだめですか?
歯の色は表面のエナメル質だけでなく、内部の象牙質の色も関係しております。
そのため、表面のエナメル質を磨いても白くならない場合があります。また、研摩剤入り歯みがき粉で磨きすぎるとエナメル質が削れてしまう可能性があるため返って歯を黄色くする原因にもなります。
- Q. ホワイトニングはしみると聞いたのですが、どうですか?
しみることなくお受けいただいている方がほとんどです。
ただ個人差があり、しみる場合もあります。
しみるのが続く場合はホワイトニングを中止していただくこともございます。ご心配でしたら問診の際にお申し出ください。