葛飾区金町駅徒歩7分の水元の歯医者「関根歯科医院」

虫歯の原因菌は「ミュータンス菌」と呼ばれ、糖から酸を作り出して歯を溶かします。
口の中のミュータンス菌の数は人によって異なり、多ければ多いほど虫歯リスクが高まります。

虫歯は、虫歯菌の作る歯垢から生み出される酸によって歯が溶かされることで発症しますが、唾液はこの酸を中和して虫歯を防いでくれる働きを持っています。
唾液の中和力が弱ければ口の中が酸性になりやすく、歯が溶かされ虫歯になりやすい口内環境を作ります。

唾液の酸性度が高いとお口の中は酸性となり、歯の表面（エナメル質）が溶かされやすい環境になることが知られています。
唾液検査で用いる専用洗口液の化学反応によって唾液の酸性度を測定することが可能です。

歯と歯茎の間に細菌や異物が増えると、身体は防御反応を起こして唾液中の白血球が増加します。
唾液検査では、尿検査に用いられている試験紙の技術を応用して、白血球エステラーゼ活性を検出します。

お口の中の細菌が繁殖し、歯垢が溜まると唾液中のタンパク質が増加することが分かっています。
白血球の検出と同様に、試験紙の技術を使って口腔内の総タンパク質量を測定します。

お口の中のアンモニアは口腔内細菌が増加することによって生成され、口臭等の原因になると言われています。
こちらも同じく試験紙を用いてアンモニアの検出を行います。